新入生の皆さんへ
自治会常任委員会より社会問題プロジェクトへの参加の呼びかけ
新入生の皆さん。入学と同時にキャンパスに入れず、授業も、授業の登録も全部オンラインで行われることになって、皆さん本当に苦労されていると思います。ただでさえ高額な学費を払った上で、さらにオンライン授業を受けるための環境整備のためにお金がかかり、多くの新入生の皆さんが困っていると思います。部活動やサークル活動を自由に選べず、そもそも友人ができるかどうか不安になっている人もいると思います。私たち常任委員会は、愛大生みんなの力を合わせて、そのような不安を少しでも解消できるようにしていきたいと思っています。
私たちが直面している現実は、なにゆえもたらされているのでしようか?
学生自治会常任委員会は、大学当局に対して、困窮する学生を救済する措置を執るよう要求しました(例年ならば、クラスやサークル・部活で話しあうことを基礎にして、定期学生大会で決議をあげ、大学への要求書を提出しているところです)。これを受けて、愛大当局は、学生一人あたり五万円を支給することを決めました。しかし、これだけではまだまだ焼け石に水だという人も少なくないのではないかと思います。
最大の問題は、安倍政権が、困窮する学生の救済をすべて各大学まかせにして、自らは一切おこなっていないことにあると思います。安倍首相は「緊急事態宣言」を出し、休業「要請」や外出自粛を指示しながら、それにともなう直接の生活補償については盛りこみませんでした。これではアルバイトで自分の学費や生活費をまかなっている学生が大学に行けなくなるのはわかっているにもかかわらず、一ヶ月以上も放置しているのです。(生活費を少しでもまかなうために、感染の不安にかられながらもいまなお必死にアルバイトをせざるをえない学生もいます)
問題解決のために、みんなで協力しよう!
いま私たち学生が直面している「自粛」下での「困窮」の問題を解決するためには、大学当局に支援の要求を出すだけではなく、困窮する学生の支援を後手後手に回している安倍政権の対応を変えなければ絶対に解決しないと考えます。
そこで自治会常任委員会より呼びかけます。いまの日本政府の対応の問題がどこにあるのかを深め、そして私たちに何ができるのかを、みんなで疑問や意見を出しあい話しあっていく「場」として「社会問題プロジェクト」をたちあげます。
社会問題プロジェクトでは以下のような問題をとりあげます。
●新型コロナ流行と政府の対応の問題性、これが私たちの生活にどう影響を与えているのか
●学費値上げの問題。政府が大学に学費値上げを促していること
●安倍政権が掲げる「憲法改正」(9条改定や緊急事態条項新設など)の問題性
●日米同盟の問題性。反対する声をおしきって辺野古新基地建設を強行してきたことなど
このような問題について、簡単な資料を使って解説します。参加者にはLINE上で意見や疑問などを出してもらい、考えを深め問題解決の道を探求していきます。
新入生の皆さん、とりわけ困窮する学生を見捨てている安倍政権のやり方に憤りを覚える皆さん。是非「参加」して、一緒に考えていきましよう。皆さんの参加を待っています。
社会問題プロジェクトの資料や話になったことは随時アップします。興味を持った方は質問なども受けつけていますので、気軽にGメールかDMで聞いてください。
参加方法:自治会GメールかツイッターのDMで「社会問題プロジェクト」参加の旨「氏名」「学籍番号」をそえてお伝え下さい。週に一回、参加者の都合を合わせて、1時間ほどLINE上で話し合います。